バンド名からして最高なLAのティーンズバンド、ザ・リンダ・リンダズ（ブルーハーツ「リンダ・リンダ」の爆裂カヴァーもライヴのレパートリー）。ビキニキル再結成ライヴの前座に抜擢、ネトフリのgrrrl映画『モキシー！』では本人役で出演（演奏）...ときて、さらに４人を一躍有名にしたのはLA公立図書館から配信したライヴでしたが、あれからもう１年経過しているとは。文字通り満を持してリリースされたデビューアルバム『Growing Up』のアナログ盤です。今や世界のフェスを渡り歩くパンクバンドへと成長した姿に目を細めずにはいられないですね。
メンバーの家庭環境の影響もあり、幼少期からLAと何世代にも渡るアンダーグラウンドミュージックやシーンに親しんできている彼女たち。これまで吸収してきた音楽と自然と培われた感性、そしてパンデミックの最中に自身と向き合い紡ぎ出された言葉たちが見事に結実していますね。クラシックパンク、パワーポップ、ニューウェイヴ、ポストパンク...にエトセトラ。自分たちの思いやメッセージをしっかり前面に出しながら、ロックの楽しさをストレートに全力で表現。時代や世代を超えて親しまれるスーパーキャッチーなサウンドに仕上がっています。全員がヴォーカルを取る４人の歌、演奏からダイレクトにそのエネルギーを感じて。
本作を携えての待望の初来日はこの夏。サマーソニックにて。ますます注目が集まります。
【Track List】
01.Oh!
02.Growing Up
03.Talking to Myself
04.Fine
05.Nino
06.Why
07.Cuantas Veces
08.Remember
09.Magic
10.Racist, Sexist Boy
label : Epitaph
release 2022/07/15
VAMP! SHOPに入ってきているのはミラ（Dr:画面右）が持っている盤ですね！
（2022/02/25 update）
