2021年にはついに『ロックの殿堂』入りを果たしたゴーゴーズ。ロスのパンクシーンを飛び出し、一気にメインストリームへと駆け抜けていった５人が1982年にリリースしたセカンドアルバム再発盤です。リチャード・ゴッテラー・プロデュース作品。
本作タイトル曲「Vacation」はキャシー・バレンタイン（B）がゴーゴーズ加入前に在籍していたThe Textonesがオリジナル。ソリッドなパンクナンバーがジャケのイメージにぴったりのカラッとした80sサウンドに大変身しています。が、どちらのバージョンも最高なのでぜひ聴き比べてみて。
言わずもがなのゴーゴーズのヒット曲のひとつで、Billboard Hot 100では８位にランクインした「Vacation」や「Get Up And Go」、あとはキャピトルズのゴキゲンなカヴァー「Cool Jerk」も聴ける12曲入り。
参考までに1stアルバム『Beauty and the Beat』は女性だけで構成されるバンドの自作自演のアルバムとしては初となる全米チャート1位を記録した作品。本作でも勢いに乗っている感じが伝わってきます。
【Track List】
side - A
01.Vacation
02.He's So Strange
03.Girl of 100 Lists
04.We Don't Get Along
05.I Think It's Me
06.It's Everything But Partytime
side - B
01.Get Up and Go
02.This Old Feeling
03.Cool Jerk
04.The Way You Dance
05.Beatnik Beach
06.Worlds Away
label I.R.S./UMe
release 2017/6/23
format レコード
「Vacation」オリジナルverがこちら↑ 比較するとゴーゴーズらしさがよくわかりますね。原曲もソリッドで良い感じです。
（2022/6/14 update）
